壁にへこみがあると、退去時にいくら払わなければいけなくなるか心配ですよね。修理費は管理会社や大家さんによってまちまちなので、請求されるまで一体いくら掛かるのか分からないので不安です。
なんとか自分でへこみを修理出来たらいいですよね。大丈夫です。へこみを修理する方法があるんですよ。
今回は、そんな引っ越し前に壁のへこみを補修する3つの方法をご紹介します。
【退去前に直しておきたい】壁の凹みを補修する3つの方法

壁の凹みの大きさによって3つの補修方法があります。
1 小さなへこみの時
釘を打った後の小さいへこみ程度ならば、ホームセンターなどで売っている補修用の接着剤で直せます。
へこみに接着剤を入れて、平らになるように均すだけで簡単に補修が出来ます。
2 大きなへこみの時
大抵の壁は石こうボードが使われています。壁の石こうボードをへこませてしまった時は、ホームセンターなどで売っているパテを使って修理します。
まずは、へこみの周りの壁紙を正四角形に切り取ります。それからへこみの上にネットを貼り、ネットの上からパテを塗ってヘラなどでパテを平らにします。
正四角形に切り取った部分に、似ている壁紙(購入したもの)を貼り付ければ完成です。
継ぎ目をローラーなどで均しておくと、張り替えたところとの境目が目立たなくなりますよ。
3 自分で業者に修理を依頼する
自力で修理するには無理があるへこみ時は、自分で安く修理をしてくれる業者を探して直してもらう方法もあります。
見積もりであらかじめが修理費がわかることや、修理する範囲を確認できるので安心ですよね。
この場合は、大家さんに自分で業者に依頼して修理したいことを伝えて、必ず承諾を取ってからにしてください。
修理時の注意ポイント
壁のへこみを修理する時の注意ポイントを押さえておきましょう。
壁紙を切り取ってパテでへこみを修理する時は、新しく貼る壁紙に注意しましょう。
賃貸は白い壁紙が多いですが、色や凹凸模様の入り方がいろいろあるので、買う時は似ている壁紙を選んで下さいね。
それに部屋の壁紙が年数が経って色が変色している場合は、新しい壁紙を貼るとそこだけが目立ってしまうので、自分での補修はやめておいた方がいいでしょう。
借りている部屋は大家さんの所有物なので、基本的に修理するには許可をもらう必要があります。
引き渡しの時に気づかれなくても、あとでわかって追加請求されることもあります。補修するときはくれぐれも注意してくださいね。
まとめ
引っ越し前に退去費用を損しない、壁のへこみを補修する3つの方法をご紹介しました。
・小さいへこみは補修用の接着剤で直す
・大きいへこみはパテでへこみを埋めて直す
・大家さんに許可をもらってから安い業者に補修を頼む
釘などの小さいへこみの場合は、補修用の接着剤でほとんどわからなくなります。パテを使って直すときは、上手くやらないとへこんだ場所がかえって目立ってしまうので、慎重に作業してくださいね。